ヒロヤシ日記

ヒロヤシ主観の一方的なつぶやき

136 失敗を認めたくない

失敗や間違いを認める事は「自分が有能ではない」と認める事になる。だから認める訳にはいかない。「偉いさん」になるほど、この考えが強くなって行くように感じる。自分の完璧さを詭弁によって補う。最悪になるとねじ塞いでしまう。

自分の思いや信念とは違う事実が出て、失敗と言う結果や失敗の方向へ向いてしまった時、自分にとって都合の良い証拠や解釈を集めて、他者や周りの影響であると主張し、自尊心を守ろうとする。これは自分の言う事に従って周りが動くことが「上手く機能している」と感じ、何か不都合や犠牲があったとしても、解釈を変える事で都合の良い言い訳が出来る事になる。

失敗の影響が大きくなるほど、失敗を認めたくない。

失敗の捉え方を変えなければならない。だからと言っても、そう簡単に人のプライドや信念は変わらない。また他人の考えや行動を変える事は非情に困難であり、良くも悪くも変わるとは限らない。だから、他人に変わってもらう事に期待せず自分の受け方を変えていく。ダイヤモンドを磨くのがダイヤモンドである様に、自分を磨くのは自分である。と私は考えています。

自分の成長と自分の器を広げるために「自分は失敗を認め振り返り精査していく」この信念が大きく影響する。必要な知識や情報を集め、精製し現実的に要点をまとめ、効果的に失敗を振り返る。フィードバックも手段の一つであり、他者の協力に感謝する。そして失敗の確立を下げていく。

失敗の事実が大きくなる前に自分の仮説やアイデアに溺れず、自分の考えを客観的に見る目線が必要になってくる。

135 自分のビジョンは明確か?

今行っている作業の目的、使命は語言化されているか?やり遂げた後の自分をビジョン化できているのか?

目的や使命がはっきりとしていなければ、エンディングも不透明になってしまう。「なぜ頑張るのか?」が見えなくなりモチベーションが下がり出すだろう。一見、無意味に感じる作業であっても、その作業の必要性や手順が生まれた背景を探ってみる。

多面的にあらゆる角度から物事を見るように心掛けていく事で新たな疑問点が浮かびあがる。そこに注目し新たな価値を見出す事が出来れば、成果に繋がる。

しかし、そんなに容易い事ではない。リスクも浮かび上がり、自分のモチベーションを下げる要因も出て来るだろう。また、情報を収集しすぎると思考にノイズが増える。ノイズが増えると手段の選択に悩んでしまう。

多面的に捉えた事象の中から重要度が高いと思われる事柄に注目する。しかし重要度が高い事柄の選択に迷ってしまう事もある。

一つに集中する事で、いらない思考を消していく。その前に「一つに選択する事」に集中してしまっていては、労力を使う方向が無駄である様に感じる。「やらない事」を上げて「やらない決意」をする。不安要素であるリスクは、全てのリスクを無くす事を前提にするにではなく、リスクはやりながら、考えながらでも準備する事を行っていけば、うまくコントロール出来るようになっていく。

自分が何を目指して、どんな自分になっていく事を望むのか?を自分の中ではっきりとビジョンにしておく。

134 失敗した事実

失敗は事実として受け取り、失敗原因を探る。結果が失敗に終わった時に「頑張ったのだから」とか「みんなで一つになれた」等のプロセスで満足しようとする言葉は、気持ちの上ではポジティブのように感じてしまう。しかし、失敗である事実は変わっていない。失敗を失敗で終わらせては、行動の意味を感じる事が出来ず、成長や学びもない事に繋がる。

「何が失敗の原因であるか?」を探り、次の行動に繋げていく。失敗を自分にとってプラス材料に変換しなければならない。それは失敗を振り返り、失敗する率を下げていく。そして目標を意識してプロジェクトを俯瞰しながら修正点を見つけていく。

また、充実感と達成感をしっかりと区別しておく。

  • 充実感=作業を進める上で、作業を熟すだけで満足してしまう。
  • 達成感=目標達成が成果に繋がる

資料を作成する事で満足するのではない。資料を読んだ相手が行動に移す事で目的が達成されるのです。もちろん資料作成が終わった時点で、一旦充実感に浸る事は良いでしょう。しかし、本質的は目的は「資料作り」だけが目的ではありません。

なぜ必要なのか?何が必要なのか?最終的なゴールは何なのか?これらを自分の行動の根っこにして幹を太らせていく。失敗と言ういらない枝葉がある事を認め、取り払いまた土に返す事で太く上へと延びていく。

133 やる気をあてにしない

やる気やモチベーションは作業効率を上げるには必要である。しかし、やる気やモチベーションとは感情であり安定性はない。それらが無くても計画は進めなければならない。

偏った「何か」に頼る事は、それらが崩れた時に大きな損失に繋がる危険性がある。それらをアテにしない仕組みを作って行く。

例えば「作業を30分程度を目安に区切って5分の休憩を入れる」等。これは、多くの人が高い集中力を維持できる時間は長くても40分程度だそうです。疲れが現れる前に休憩を取り入れ、そこに区切りをつけて個人のパフォーマンスが維持できる仕組みを作る、

目標は少し高く設定し、ギリギリ届く位が良いと思っています。低いと、やはり緩んでしまいます。高すぎると脳は作業量を多く見積もってしまい、モチベーションが下がってくる。

目標を達成する事が前提であり、達成する事で成功体験を得る事が出来る。しかし、結果だけを見ていては、メンバー同士で競争しチーム内で協力しあうチームにならない事もある。

個人の長所を伸ばす事によって、個人の必要性や意義が明確になっていく。今、目の前にある目的はそれで成果を出せるかもしれない。しかし、成果を出し続けるにはやる気や長所に頼っていては成果を出し続ける事が困難になってくる。やる気は不安定であり、長所だけでは偏りが出来てしまう。

得意な作業を熟していく中で、長所の足を引っ張るであろう短所を克服していく。そうして少しづつでも個人の「不得意い」を減らしていく。

長期的な目線で、個人やチームのステップアップを計画していく。全ての作業を誰かが引き継ぐことを考えないと成果を出し続けられない。また、成長もない。

132 丁寧だから

「この資料があった方が丁寧だから、付け加えておく」という理由付けは煩雑な作業を生んでしまう。

誰にとって丁寧なのか?自分が丁寧であると思っていても相手が本当に丁寧と感じているか?

例えば「車の写真が1枚必要。アングルは車体全景で車種が解かれば良い」とあった場合、「いろんな角度で撮影し、相手に選んでもらう方が良い。その方が丁寧だから。」と相手に10枚写真を提出した場合と、その10枚の中で自分が選んだベストショットを1枚提出するのとでは、どちらが丁寧と感じるか?

相手はすぐに車種を確認したいだけなのに10枚も提出されては「選ばなければならい作業」が発生し迷惑に感じるかもしれない。またベストショット1枚だけであっても自分が思い込んでいるベストショットなだけであり、相手は「アングルがイマイチだな」と感じるかもしれない。

相手がどのように捉えるか。相手がどのような物を欲しがっているのか。をリサーチしなければならない。もっと情報を集める必要もある。自分の思い込みで「丁寧」だろうと、作業を増やす結果に繋がってしまう事を認識していなければならない。必要な物が必要なだけあれば、それ以上でもそれ以下でもない。的確に相手が欲しているものを必要な量だけ用意する。

自分勝手に「丁寧だろう」と資料を追加して、本当はいらない資料が増えていく。そうして煩雑な作業が増えていく。煩雑な作業を減らすために「何がどれだけ必要なのか」をしっかりと把握、理解し煩雑な作業を作らない様に心がける。

今行っている作業は本当に必要であるか?客観的な目線で精査する必要がある。

131 得意な事を優先する。

得意な事を優先する。

自分の得意な事や強みを優先して伸ばしてみる。得意な事や強みの行為を行っている時は前向きでポジティブな感情が湧いてきて集中もしやすい。伸ばせるところまで辿りつこうとする行為の中に、こだわりを見つけ出す。

こだわりが生まれると、今度は自分の弱点が邪魔をしてくる。しかし、元は自分の強みを伸ばしていく行為のために見つけた、自分の弱点である。強みの足を引っ張る弱みであるのです。

ここで自分の弱みにフォーカスするのではなく、元にある「得意な事を優先する。」ための行為であることを意識すると、弱点を克服するハードルが下がってくる。「前向きでポジティブな感情」に戻るために積極性を持った状態で弱みに挑戦できる。中には勝手に「改善しよう」とする人もいる。

弱い所を克服する事が目的ではない。自信のある事や強みを伸ばす事が目的である。自分が本当に苦手とすることは、それを得意とする誰かに任かてもいいのです。

まずは自分の得意な事を優先して伸ばしていく。その中で弱みを克服する事が出来る切り口が生まれる。

130 行動に移すコツ

行動に移すコツ

新年の始まりや自分の誕生日などに新しい事を身に着ける事が効果的。私も新年に目標を立てました。しかし、ぼちぼちマンネリ化してきて「挫折」という言葉がちらほら。どうすれば継続する事が出来るのでしょうか?いくつか紹介していきます。

まず、目標を紙に書いて見える所に張る。視界に入る所に張る事が効果的。しかし私は、見られるとちょっと恥ずかしい。だからメモやノートの見出しに書いています。

目標設定は否定的な言葉を使わない。「○○はしない。」はカリギュラ効果となってしまい、余計に想像し否定した行動へと移ってしまう。(サブタイトルで使ってるやん。ごめん)

カウントダウンで回数を管理。数を熟す様な目標(投稿100回等)であれば、「80回出来た」ではなく「あと20回」とカウントダウンしていくと目標に近づいて行く実感になる。

目標の自分と今の自分を比べる。目標を達成した時の感情をイメージしてみる。その時の感情と状況を想像し、今の自分と比較してみる。細かく明確に想像するほうが脳に目標を定着する効果がある。また、そこに至るまでの障害も考えておく。

最後に条件付けをする。「もし○○をしたら、△△をする。」と決める。例えば、「もしゲームをしたら、本を読む」等。罰やペナルティ等とは考えない。「トイレに行ったら手を洗う」位の習慣化を考える。目標に近づくであろうことを少しで良いからやる。

自分を縛り付けて制限する必要はない。期限があるなら目標から逆算して計画していこう。成功イメージを明確にし、イメージに共感するのです。